産科のご案内
Obstetrics
お腹の中の赤ちゃんの発育を4Dエコーを併用してじっくり丁寧に観察し、適切な指導を行い、母児の健康を守ります。
当クリニックでは、分娩は取り扱っておりません。標準的には31~32週頃までは当院にて妊婦健診を行い、妊娠33~34週からは、分娩施設にて妊婦健診を受けていただくように、責任をもってご紹介させていただいております。
4Dエコーとは、赤ちゃんの立体動画が鮮明に見える超音波検査です。
妊婦さんやお父さんに喜んでいただけるので、検査している側もうれしいです♪
動画や静止画のデータをスマートフォン等にコピーさせていただきますので、あとでゆっくりご覧いただくこともできます。
ご持参のUSBメモリーやSDカードにデータをコピーすることも可能です。また、ブルーレイディスクまたはDVDにも録画してお渡しすることも可能です。当クリニックに妊婦健診で通院されている方には無料で行います。
また、当クリニックに妊婦健診で通院されている方以外の方でも、4D超音波の希望があれば3,000円で承っております。
妊娠初期に希望のある方には、任意でサイトメガロウイルス、トキソプラズマの抗体検査も行っております。
サイトメガロウイルス抗体検査:血液検査
成人女性の約70%はすでに幼少時にサイトメガロウイルスに感染し、抗体を保有しているため妊娠中に感染する心配はほとんどありません。しかし、30%の女性は抗体を持たないため、妊娠中のサイトメガロウイルス感染に注意が必要となります。
お母さんが妊娠中に初めてサイトメガロウイルスに感染してしまう初感染の場合に、赤ちゃんにサイトメガロウイルスが感染し症状が発生してしまう場合があります。
万一、赤ちゃんに感染が発症した場合に起こる症状として、低出生体重、小頭症、難聴、肝炎、発達障害など様々な症状が起こります。
抗体を持たない方は妊娠中に感染しな いことが非常に大切になります。
トキソプラズマ抗体検査:血液検査
汚染された豚肉を生または調理不十分なまま食べたり、猫の糞便から経口感染します。感染しても無症状な場合が多く感染していても気が付かないことが多いと言われています。
先天性トキソプラズマ症を発症した赤ちゃんは、目や脳、肝機能に障害が生じることがあります。 また、重症化すると流産や死産を引き起こす場合もあります。 しかし、感染が分かった後に「スピラマイシン」という保険適用の薬を服用すれば、おなかの赤ちゃんへの感染を減らし、重症度を軽減できます。
妊娠すると口の中の環境が変化し、むし歯になりやすくなることから、妊娠期の歯や歯ぐきの管理は大切になります。また、妊娠中は女性ホルモンの分泌の変化により、歯肉の腫れや出血が起こりやすく、歯周病が進行しやすくなります。
妊娠中に歯周病が進んでしまうと、早産や低体重児出産のリスクが7倍に高まるといわれています。 歯周病による早産のリスクは、タバコやアルコールによるリスクよりも高い数値で、体内で分娩時期を判別するために出される炎症性物質が、歯周病の免疫反応としてふえる物質と同じため、出産の合図と間違ってしまうのが原因といわれています。
生まれたばかりの赤ちゃんには、当然、虫歯菌はいませんが、お母さんのスプーンや箸を介して大人の虫歯菌がうつることで虫歯になってしまう恐れがあります。
妊娠中から虫歯を予防することがとても大切になります。もちろん、お父さんも虫歯予防をすることをおすすめします。
歯科検診は、『あけしま歯科』をご利用くださいませ。
当クリニックは、生み分けの全国グループ「Sex Selection研究会』に参加しており、杉山力一医師の男女生み分け法に従った指導を行っております。
SS研究会の男女生み分け法は、科学技術による性の選別操作とはまったく異なるもので、
あくまで自然妊娠の延長線上に立ち、生殖医学のエビデンス(科学的根拠)のもとに、
希望する性の赤ちゃんが生まれやすいようにくふうを加えるというものです。
男児を希望される場合には、リンカル錠を内服し、排卵日当日かその直後に夫婦生活をしていただき、その際、グリーンゼリーを使用するのがポイントです。希望があればリンカル錠やグリーンゼリーをお分けできます。(取り寄せになります)
女児を希望される場合には、排卵の2日前に夫婦生活をしていただくことと、その際、ピンクゼリーを使用するのがポイントです。希望があればピンクゼリーをお分けできます。(取り寄せになります)
どちらも、お母さん・赤ちゃんには安全な方法ですからご心配はありません。
詳しくは、生み分けネットの公式ホームページをご覧ください。